新大学1年生の生活応援サイトによる「慶應義塾大学文学部の大学生が一人暮らしをする際におすすめの沿線・駅」特集です。
慶應義塾大学文学部の授業が行われる日吉キャンパス・三田キャンパスまでの所要時間や家賃相場などを紹介します。
・慶應義塾大学に合格してこれから住むところをお探しの方
・塾生になられる新大学生の保護者の方
・文学部に在籍中で一人暮らしを始めたい塾生
などの方向けに、慶應文学部生向けのおすすめの沿線・駅を家賃相場などとあわせて紹介していきます。
「慶應文学部に合格したけど、どこに住むのが良いの？」
「慶應文学部生が一人暮らしするのにおすすめはどこ？」
などの疑問にお答えします。
慶應義塾大学文学部の新大学１年生で、「東京・神奈川の鉄道事情や不動産事情が分からないので不安」という方にも分かるように、分かりやすく解説させて頂きます。
■前提として知っていただきたいこと
慶應義塾大学文学部の大学生が一人暮らしの不動産物件を探す際に、前提条件として知っておいて頂きたいことは以下２つです。
（１）不動産の契約期間は２年間で２年ごとに更新料がかかる
東京・神奈川を含む首都圏の賃貸不動産の契約期間は２年である場合が多いです。２年ごとに更新料がかかります。
（２）慶應文学部は１年が日吉キャンパス、２～４年が三田キャンパスである
慶應義塾大学の文学部生は１年は神奈川県の日吉キャンパスで学び、２～４年は東京都の三田キャンパスで学びます。
■文学部生の不動産選びが難しい理由
慶應の他の文系学部（経済学部・法学部・商学部）の大学生は、１・２年が日吉キャンパス、３・４年が三田キャンパスで学びます。上記に記載のとおり、不動産の賃貸契約が２年間で２年ごとに更新料が発生するため、２年間日吉近辺に住み、残り２年間を三田へのアクセスが良い都内に住むという選択肢がとれます。
勿論、家賃相場も日吉周辺は都内に比べれば安いので、日吉・元住吉・綱島などに住み、その地域が気に入って３年生になっても都内に引っ越しをしない塾生も一定割合います。
一方、不動産選びが難しいのが文学部生です。文学部の場合、１年間が日吉キャンパスで、残り３年間が三田キャンパスとなりますので「不動産の更新タイミング」と「キャンパスの移動（日吉→三田）タイミング」が一致しません。
文学部生が日吉近辺に住んだ場合、１年の終わりに都内に引っ越しをする可能性が出てきます。さらに、地元の企業などにＵターン就職する場合などは、契約期間を１年残した状況で引っ越しをすることになってしまいます。
■日吉キャンパスの最寄り駅と沿線
慶應義塾大学日吉キャンパスは神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1にあり、最寄り駅と沿線は以下となります。
・東急東横線・目黒線の日吉駅
・東急新横浜線の日吉駅
・横浜市営地下鉄グリーンラインの日吉駅
※日吉キャンパスは日吉駅前すぐにあります。
■三田キャンパスの最寄り駅と沿線
慶應義塾大学三田キャンパスは東京都港区三田2-15-45にあり、最寄り駅と沿線は以下となります。
・田町駅（JR山手線・京浜東北線）のホームから徒歩約１０分
・三田駅（都営地下鉄浅草線・三田線）のホームから徒歩約１０分
・赤羽橋駅（都営地下鉄大江戸線）のホームから徒歩約１０分
■日吉近辺から三田キャンパスに通えるか？
日吉駅には東急目黒線が乗り入れています。東急目黒線は地下鉄メトロ南北線と都営地下鉄に直通運転をしています。
慶應義塾大学三田キャンパスの最寄り駅の一つである三田駅は都営地下鉄が乗り入れしていますので、日吉駅から三田駅までは乗り換え０～１回程度で移動することができます。
日吉発の急行で都営三田線直通の電車に乗った場合は、最短２８分で三田駅に到着します。都営三田線三田駅のホームまでは徒歩で約１０分ですので、日吉駅から徒歩１０分程度の物件に住んだ場合、合計で最短５０分程度で通学することが可能となります。
ちなみに、家賃相場が安めで慶應生に人気の元住吉に住んだ場合ですと、元住吉は急行が止まりませんので乗り換えが１回増えて約５０分程度で三田駅に着きます。
電車の待ち時間などを含めると約１時間の通学時間となります。首都圏の電車の混雑に慣れていない地方から来られる方には少しきついかもしれません。
■慶應義塾大学文学部生におすすめのエリア
一人暮らしの慶應義塾大学文学部生におすすめの居住エリアは以下２つです。前述の通り、不動産の更新タイミングや引っ越しの手間・費用を考えると３年生になるタイミングでの引っ越しはあまりおすすめできません。
日吉駅近辺に４年間住み続けるか、目黒線の日吉と三田の間に住むかの二択をお薦めします。
（１）東急線日吉駅もしくは東急線元住吉駅（４年間住む）
日吉→三田は約３０分
（２）東急目黒線の武蔵小山・西小山・洗足・大岡山（４年間住む）
武蔵小山→三田は約１３分
武蔵小山→日吉は約１８分
西小山→三田は約１５分
西小山→日吉は約１６分
洗足→三田は約１７分
洗足→日吉は約１４分
大岡山→三田は約１８分
大岡山→日吉は約１２分
ちなみに大岡山は東工大（2024年秋から東京科学大）の最寄り駅ですので、競争が激しく物件が見つかりにくいかもしれません。
■慶應義塾大学文学部生におすすめエリアの家賃相場
リクルートの不動産サイト「SUUMO」の家賃相場情報によると、文学部生におすすめエリアの家賃相場は以下となります。
日吉駅：家賃相場６万２千円
元住吉駅：家賃相場６万２千円
武蔵小山駅：家賃相場８万円
西小山駅：家賃相場８万円
洗足駅：家賃相場７万３千円
大岡山駅：家賃相場８万円
引用元：東急目黒線（神奈川県）の家賃相場・賃料相場（SUUMO）
商店街があり便利な武蔵小山、皇后陛下のご実家もあり落ち着いた雰囲気の洗足、大井町線も乗り入れており便利な大岡山などがおすすめです。
急行がとまらないので不便ですが新丸子（下丸子ではありません）も家賃が安くておすすめです。
東急目黒線は駅によって雰囲気が全く違う路線です。不動産屋さんに依頼する前に、一度東急目黒線の各駅に降りてみて、自分にあった駅を選んでから物件を探すことをおすすめします。
以上、「慶應義塾大学文学部の学生の一人暮らしにおすすめの沿線・駅」でした。
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